私の住む九州地方は梅雨入りをしており、蒸し暑い日も多くなってきました。
こういう暑い時期は炭酸飲料を飲みたくなりますよね。
私はその中でも、自家製梅シロップの炭酸水割りが大好きで、シロップはこの時期に大量に仕込みをしています。
シロップのレシピは毎年一緒ですが、今年は、ひとつ変えたことがあります。
それは炭酸水をラベルレスボトルにしたことです。
というわけで今回は、ラベルレスボトルを使い始めた私が、
- ラベルレスボトルとは?
- ラベルレスボトル炭酸水のレビュー
- コカ・コーラ社のSDGs取り組み
- SDGs視点で考えてみたこと
について書いていきたいと思います。
ラベルレスボトルとは?
ラベルレスボトルとは、その名のとおり、ラベルを貼っていないペットボトルの商品です。
私が買っているのは、以下の商品になります。
2018年にアサヒ飲料が業界に先駆けて販売したことを皮切りに、今や飲料メーカー各社が取り組んでいます。
今はまだネット通販のケース販売商品での採用がほとんどですが、食品産業新聞社が2021年3月27日に発表した記事によると、今後は店頭での販売も増えていくそうです。
ラベルレスボトルが人気を博している理由は主に2つ。
- ラベルを剥がす手間がなくなる
- ラベルを使わないので環境負荷が少ない
SDGsにハマっている私が注目したのは、環境負荷が少ないという点です!
コカ・コーラ社『ザ・タンサン』のレビュー
炭酸水を出しているメーカーは複数ありますが、私がコカ・コーラ社を選んだのには3つ理由があります。
まず、1つ目と2つ目の理由から。
- ラベルレスボトルを採用している
- 1本あたりの値段が安い
2021年5月現在、コカ・コーラ社の『ザ・タンサン』はラベルレスボトルを採用している中で1本あたりの値段が一番安い商品です。
サンガリア社の『伊賀の強炭酸水』も1本あたりの値段が安いですが、ラベルありだったので候補から外しました。
ラベルレスボトルは実際に使ってみると、もうラベル付きのものには戻れないと思います。
環境負荷が従来品より少なくて、ゴミ捨ての際の負担も少ないのは嬉しいです!
またおそらく、メーカー側もラベル分の原価がかからなくて済むので、これぞまさに近江商人の経営哲学「三方よし※」だと思います。
※「商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい商売といえる」という考え方
伊藤忠商事HPより
なお、『ザ・タンサン』は容量が430mlと、主流である500mlに比べると1割以上少ない計算です。
容量あたりの値段を考えると『ザ・タンサン』より安い商品はいくつかありますが、私は1本あたりの値段で考えるようにしました。
それは、3つ目の理由が関係します。それは、
- コップ2杯で飲み切れる量であること
我が家のコップは何も入れていない状態で300mlがギリギリ入るかどうかの大きさです。
梅シロップは1杯あたり60ml前後を入れるので、残り240mlが、入れられる炭酸水の最大値です。
500mlの炭酸水を2杯にわけると、1杯あたり250mlとなってしまうので入りきりません。
一方、『ザ・タンサン』であれば1杯あたり225mlなので、入りきります。
昨年までは、少し飲んでから炭酸水を継ぎ足していたのですが、これがプチストレスでした。
『ザ・タンサン』にして、このストレスから解消されました。
容量あたりの値段は確かに他社より多少割高になるかもしれません。
でも大事なのは、自分が満足できるかどうかだと私は思います。
そういう観点で、私はこの『ザ・タンサン』に満足しています。
コカ・コーラ社のSDGsの取り組み
『ザ・タンサン』の発売元は日本コカ・コーラ株式会社です。
そのコカ・コーラ社のSDGsの取り組みについて、調べてみました。
日本コカ・コーラ株式会社の代表取締役社長ホルヘ・ガルドゥニョ氏のトップメッセージ及びコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社が発表しているコカ・コーラシステムのマテリアリティから以下のことがわかってきました。
コカ・コーラ社の取り組みは主に以下の3つのプラットフォームから成り立っています。
- 多様性の尊重(Inclusion)
- 地域社会(Communities)
- 資源(Resources)
さらに、この3つのプラットフォームにつながる重要課題を9個設定し、取り組んでいるようです。
特に力を入れていると思われるのは資源の分野で、「容器の2030年ビジョン」を発表しています。
容器の2030年ビジョンとは、簡単に言えば、以下の3つの取り組みのようです。
- ペットボトルをより環境負荷の少ない素材にすること
- ペットボトルと缶の回収・リサイクル率を上げること
- 容器ゴミの清掃活動への参加と啓蒙
もっと詳しく知りたい人は、ニュースリリースでその全文を読むことができます。
これらの取り組みからは、コカ・コーラ社はSDGsに対し本気で取り組んでいることがわかります。
飲料メーカー大手のSDGs取組についても記事にしています!
いち消費者として
企業のこうした取り組みに対し、私たち消費者として貢献するためにはどうしたらよいでしょうか。
それは、商品の購入という形で応援することだと私は考えています。
たとえば、SDGsに貢献する企業の取り組みとしては以下のようなものが考えられます。
- 環境問題に配慮をしている
- 働き方改革に積極的に取り組んでいる
- 女性の管理職比率が高い
- 児童労働などを防ぐ仕組みづくりをしている
- 健康に役立つ商品を開発している
こうした取り組みをしている企業の商品を、ひいきにするようにしましょう。
そして可能であれば、「SDGsの取り組み姿勢が購入のきっかけです」と発信をしましょう。
こうした声が企業に届けば、あるいは売上の増加という形で届けば、企業はより一層SDGsへの取り組みを進めるはずです。
企業は、私たち個人より多くのお金や人材やネットワークを使って、SDGs達成のための歩みを進める力を持っています。
だから、買いましょう。応援しましょう。SDGsに本気に取り組んでいる企業を。
SDGsについて書いた記事です!
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