シャンプーバーというのが密かに人気を集めています。
美容系の情報にはあまり強くない私ですが、パートナーのわた子ちゃんが見つけてくれました。
環境に良いって欧米でブームなんだって!試してみようよ!
そんなわけで、わた子ちゃんがラッシュ(LUSH)で購入してきてくれました。
見た目はマカロンのような形をした固形シャンプーです。
ちゃんと髪になじむのかな…?
と半信半疑だったようですが、これが意外と快適だったようです。
ちなみに今は私も使っています(笑)
そんなわけで今回は、わた子ちゃんのレビューも交えながら、シャンプーバーの魅力を紹介したいと思います。
- シャンプーバーの使い心地
- シャンプーと海洋汚染問題
- SDGsとシャンプーバー
シャンプーバーのレビュー
結論から言うと、ラッシュ(LUSH)のシャンプーバーは普通のシャンプーとほとんど同じ使い心地で使えます。
とはいえトリートメント成分が入っていないので、シャンプーバーだけだと若干きしむ感じはあるかもしれません。
原材料
ラッシュ(LUSH)製品の原材料はすべて植物由来のものだそうです。
また、植物由来だけあって香りの良さはピカイチです。
たとえば『ロウィーナ・バード シャンプーバー』という製品であれば、使用されている主な原材料は以下のとおりです。
ただ単に「自然由来のものを使っています」というわけではなく、その抽出方法などにもこだわっています。
ホームページでは、すべての商品の主な原材料について細かく書いてあるので、安心して使うことができます。
また、それぞれの天然原材料の調達にも違法労働や環境汚染(乱獲など)にならないよう気を付けた「エシカル・バイイング」をしているのも特徴です。
使い心地
実際の使い心地ですが、この見た目からは信じられないほど泡立ちます。
手に少量取って泡立てるだけで、泡立てネットなどを使う必要はありません。
実際に使うシーンを紹介した動画はこちら↓
コスパ
気になるお値段ですが、ラッシュ(LUSH)のものは55gで1,250円前後のものが多いです。
55gと聞くと少なく感じるかもしれませんが、液体シャンプーと違い、シャンプーバーは主成分を固形化しているので1回あたりの使用量が少なく済みます。
体感としては液体シャンプーと同等かそれ以上のコスパだと思います!
包装容器
シャンプーバーは、容器が存在しません。
普通のシャンプーは保存しておく容器が必要ですが、シャンプーバーにはそれがありません。
また、ラッシュ(LUSH)のシャンプーバーは、「#パッケージなんていらない」というメッセージで、商品をラップせずに購入することを推奨しています。
実際に私たちもパッケージなしで購入しましたが、パッケージを取るひと手間がなくなり、家庭ごみも減ったのでとても気に入りました。
総合的には、買って大満足でした!
ラッシュ(LUSH)のシャンプーバーで貢献できるSDGsは?
ここまでの話を踏まえてラッシュ(LUSH)のシャンプーバーと関係のあるSDGsを取り上げてみたいと思います。
SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」
さきほど、ラッシュ(LUSH)のシャンプーバーは「エシカル・バイイング」をしていると書きました。
エシカル(ethical)とは「倫理的」という意味で、道徳やモラルに従っていることを示します。
いくら自然のものであっても、その収穫のために児童労働や違法労働がされていたとしたら、それは倫理的であるとはいえません。
あるいは原材料の調達のためにその地域の自然破壊をしていることも倫理的とは言えません。
ラッシュ(LUSH)は、そういった点に気を使った原料調達をしています。
具体的には以下の点に配慮しており、こうした取り組みはSDGsの目標12に適合するものだと考えられます。
- 労働者の権利-労働組合、団体交渉、衛生と安全、離職の自由、公平な賃金、労働時間、差別および児童労働を許していないこと。
- 環境-オーガニック栽培、持続可能性、絶滅危惧種の保護、生産過程における土壌および水の汚染の防止、原材料加工に利用する資源、遺伝子組み換え作物を使用していないこと。
- 動物保護-原材料の安全性テストに動物を利用していないこと。 ベジタリアンでも安心して使える原材料のみを採用すること。
- 輸送-原材料が輸送される距離、空輸を最小限に抑えること、最小限のパッケージ素材を使用すること。
–LUSH公式HPより
SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」
ラッシュ(LUSH)のシャンプーバーは天然由来成分のみです。
界面活性剤などが使用されている商品に比べると、水質汚染リスクは低いと考えられます。
それから、包装資材(プラスチック容器)がないことも、環境問題に関係します。
いま世界中で問題になっている海洋汚染問題は、プラスチック容器の廃棄によって引き起こされています。
環境省が発表した資料によると、海洋に捨てられたプラスチックごみは以下の影響を与えるとされています。
・生態系を含めた海洋環境への影響
2018年環境省発表資料より
・船舶航行への影響
・観光・漁業への影響
・沿岸域居住地への影響
また、2016年に発表された世界経済フォーラムの報告書によると、2050年までに海洋中に存在するプラスチックの量が魚の量を超過すると予測されているそうです 。
この点からも、プラスチックを使用していないラッシュ(LUSH)のシャンプーバーはSDGsに貢献しているといえると思います。
ラッシュ(LUSH)の取り組みについて詳細に調べてみました!
まとめ
シャンプーを使うときに環境やSDGsのことを意識する人は多くないと思います。
ペットボトルやビニール袋を使うことに比べたら、シャンプーのボトルなんてたいしたことではないと思ってしまうかもしれません。
でも、私たち全員が環境に配慮した商品を使えば、「塵も積もれば山となる」ということわざのように、大きな変化になると思います。
ラッシュ(LUSH)のシャンプーバーで、小さな一歩を踏み出してみませんか。
個人で取り組めるSDGsについて書いた記事です!
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