急速に広がっているキャッシュレス化と、コロナ禍の自粛で財布をほとんど使わなくなったという人も多いのではないでしょうか。
私も昨年(2020年)、それまで使っていた長財布を持ち歩くことに抵抗を覚えるようになり、最低限のものだけを入れる財布にすることにしました。
シンプルな財布へ買い替えることを決意した私が選んだのが「SECRID」の財布です。
結論から言えば、万人にオススメできるわけではありませんが、ミニマリスト志向の人であれば希望どおりの商品だと感じました。
どういう点がオススメできて、どの点に気を付けるべきかまとめてレビューしていきたいと思います!
とにかく小さい&デザインが良い
見ていただければわかるとおり、とにかく小さくて、スッキリしたデザインなのがSECRIDの特徴です。
私は遊び心重視でインディゴカラーを選びましたが、もちろん定番の黒や茶色もあります。
サイズはクレジットカードを一回り大きくした程度で、カードを収納できる財布としてこれ以上小さくするのは不可能だと思います。
SECRIDはコンパクトサイズでありながら驚きの収納力を備えていて、ギミック(後述)部分に最大6枚、ポケット部分にも約3~4枚程度のカードを収納することができます。
また、お札も10枚程度は入れられます。
私が実際に入れている中身はこんな感じです。
カードの取り出しがスムーズ
SECRID最大の特徴は、カードの取り出しギミックです。
財布の下にあるボタンを押すと、収納していたカードが1枚ずつずれた状態で飛び出してきます。
しまうときは、指でカードを押し戻すだけ。
今まで財布の中でカードが行方不明になりがちだった私にとって、このギミックは本当にありがたかったです!
小銭はどうする?
ミニマリスト御用達系の財布にありがちな話として、小銭をどうするのかという問題があります。
実はSECRIDに収納することもできなくはないのですが、見た目が悪くなってしまうのであまりオススメできません。
私は小銭用の財布を持つことでこの問題を解消しました。
とはいえ、せっかく財布をシンプルにしたのに小銭入れが大きかったら意味がありません。
そこで私は、小銭入れもコンパクトタイプなものを用意し、家の鍵と一緒に持つようにしました。
お札が4つ折りになる問題
ミニマリスト系の財布のあるある2点目として、お札が4つ折りになってしまうという問題があります。
正直この問題に関しては、財布が小さくなる以上、仕方がないのかなとは思います。
たしかに会計などで4つ折りのお札を出すと、レジ係の人に少し手間をかけてしまいます。
しかし、お札についたシワは、レジに並んでいる間にある程度伸ばしておけばよいのであって、そこまでのデメリットではないのかなと個人的には思います。
ただ、レビューサイトやブログを見るとそういう意見もあるので、気になる方は購入を控えたほうが良いかもしれません。
交通系ICカードが反応しない理由と対策
SECRIDのギミック部分は、スキミング対策として磁気や電気を通さない仕組みになっています。
そこで公式説明では、Suicaなどの非接触型ICカードは、ポケット部分にいれることを推奨しています。
なるほど、さすが良く考えてあるね~
と思っていた私に、悲劇が襲います。
SECRIDを使い始めた日の出勤。改札でカードが反応しないのです。
あれ、おかしいな。と思いながら、仕方がないのでポケット部分から取り出しタッチをしました。
その日の帰りもICカードが反応しませんでした。
このまま反応しないのでは?と不安になった私を救ってくれたのがこちらのブログでした。
金属のカードポケットとスイカ・パスモの間に、他のプラスチックカード(例えば免許証)をはさみこむことで、金属とスイカ・パスモが触れないようにしましょう。
デクマガ より引用(強調は原文)
ここに書いてあるとおりに免許証を間に挟みこんだら反応するようになったので、困った場合は試してみてください。
まとめ
今回は、30歳男性ミニマリストである私が愛用している財布「SECRID」についてレビューをしました。
長財布のときはお尻のポケットがパンパンに膨れてしまうのが嫌だったのですが、SECRIDに替えたことで悩まされることはなくなりました。
また、キャッシュレスへの意識も高まり、小銭もなるべく出ないように気を付けるようになりました。
意識を変えるには環境を変えろとよく言われますが、ミニマリストを目指すなら持ち物を変えてみるのが良いかもしれません。
コメント