【移住歴2年】地方移住の実態と向いている人とは?

「大型犬を飼いたい」という理由だけで長崎県諫早市へ移住して2年が過ぎました、小田勝宣です。

移住してみてわかったのは、移住ってめっちゃ向き・不向きがあるよね、ということです。

 

田舎になんとなく憧れて移住したけど、全然向いてなくてつらい…

こうならないために、地方移住経験者の私が思う、地方移住に向いている人・向いていない人について書いていこうと思います。

地方移住のメリット・デメリットについてまとめています!

目次

地方移住に向いている人

他人と比較しない人

他人と自分を比較して、勝手に落ち込んだりしない。

地方移住の向き・不向きはほぼこれで決まるといってもいいかもしれません。

言い換えれば、自分の価値観をきちんと持っているかどうかという点です。

地方移住を検討するということは、少なからず都会の生活をしていて、そこに友達や知り合いもいるはずです。

地方移住をすると、都会の生活とは全く違う生活を送るようになります。

高層タワービルもないですし、お洒落なデートスポットもほとんどありません。

かつての都会の友人たちは、ハイセンスなオフィスで働き、週末はおしゃれなカフェに行くことでしょう。

SNSでつながっていれば、そんな姿が嫌というほど見ることができます。

その姿を見て、

 

なんで自分はこんな田舎で生活しているんだろう…

 

もし都会の生活を続けていれば自分もこうなれたのかも…

と思ってしまうようであれば、地方移住は向いていないかもしれません。

田舎の生活が都会の劣化版だと思っている証拠だからです。

田舎には田舎の生活の良いところがあり、都会には都会の生活の良いところがあります。

それぞれの生活を検討して、自分が納得する生活を送れているならそれでいいはず。

田舎と都会のどちらが優れているかではなく、どちらが自分に合っているかを考えることが大切だと思います。

「しょうがない」が口癖の人

のり

しょうがないなぁ。

まさに私の口癖なので恥ずかしいのですが、「しょうがない」のマインドは、地方移住者に大切だと思います。

都会の生活は、便利なサービスにあふれています。

電車は数分置きにくるし、ウーバーイーツなど宅配も充実、少し歩けばコンビニもあります。

一方、田舎はさまざまな面で制約があります。

都会では当たり前に思えたことが、田舎ではできなかったりします。

電子決済ができず現金を持ち歩かなければいけなかったり、個人店ばかりでGoogleなどのレビューもないのでお店選びが難しかったり。

でも、それも「しょうがない」と思えれば、田舎は案外暮らしやすいと思います。

地方移住に向いていない人

流行を追うのが好きな人

流行は都会から始まるというのは火を見るよりも明らかで、田舎に住むと流行に対する感度が下がります。

たとえば2019年にタピオカミルクティーが大流行しましたが、私が住む諫早ではとうとうブーム終結まで一軒も見ることはありませんでした。

田舎に住むと、都会の生活はどこか遠い世界のように錯覚することさえあります。

のり

ニュースで映る渋谷の風景が、同じ日本とは思えなくなってきます…

田舎の生活が「取り残されている」と感じてしまう人は、都会の生活が合っているかもしれません。

ドラマやバラエティ番組、InstagramなどのSNS、そういう流行を追うのが好きな人にとって田舎暮らしはつらいものになりそうです。

持病がある人

これまでに挙げた内容は性格や考え方に関する部分ですが、身体的に田舎暮らしが向かない場合もあります。

田舎暮らしで持病、とくに珍しい病気を抱えている場合は、治療を受けるハードルが高くなります。

都会は住んでいる人が多いので、専門病院の数も多くなる傾向があります。

たとえば「頭痛外来 東京」でGoogle検索をすると約330万件がヒットするのに対し、「頭痛外来 長崎」では56万件しかありません。

これは病院経営の目線で考えれば合理的な判断で、人が多い地域では病院の数も多くなるため差別化(=専門化)が起こるからです。

なので、もし持病を抱えている場合、医療アクセスの観点から田舎は不利となります。

いま持病を抱えていないとしても、不安があるのであれば医療アクセスも考えて移住場所を検討することが大切です。

のり

ちなみに、地方で医療アクセスを考えるのであれば、大学病院に通える範囲を選んでおくのがおすすめです!

なお、田舎では総合的に診療をしてもらえる町医者が多いので、医療のワンストップができる点ではメリットがあります

まとめ

今回は、私が思う「移住に向いている人・向いていない人」の特徴を取り上げてみました。

まとめるとこんな感じです。

移住に向いている人
移住に向いていない人
  • 他人と比較しない
  • 「しょうがない」が口癖
  • 流行を追うのが好き
  • 持病がある

私は地方移住に向いているタイプだったと思いますし、地方移住のおかげで精神状態良く今日まで生きてこられました。

しかし、だからといって、誰しもが田舎の暮らしに向いているとは思えません。

自分がこれまで築いてきた価値観や、これからどう生きていきたいのかというビジョンを持つことが、移住生活を成功させる大きな要因だと思います。

とはいえ、移住してみて「違ったな~」と思えば、また都会の生活に戻ればよいと私は考えています。

失敗は人生のスパイスです。

かけすぎない(失敗をしすぎない)ようにだけ気をつけて事前にリサーチしたら、あとは実践してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

毎日の生活をもっと楽しく、いきいきと過ごすために日々奮闘しています。取得資格はTOEIC925点、英検準1級、日商簿記2級など。趣味は読書とブログ執筆。当ブログ以外にも2つのサイトを運営しています。

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